🎥美学No.80《ロミオとジュリエット》

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今から、約430年前に書かれたウィリアム・シェイクスピアの名作。対立している二つの名家、モンタギュー家の息子ロミオとキャピレット家の娘ジュリエットとの悲恋を描く。 《たった一つの私の恋が、憎い人から生まれるなんて。知らず […]

🎥美学No.77《プリシラ》

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3人のドラッグ・クイーンがショーを行うため、オーストラリアの大都会シドニーからバス「プリシラ号」に乗り、3千キロの旅に出る。荒涼とした砂漠の風景にドラッグ・クイーンならではのキッチュで派手なメイクと衣裳が映える。『愛はか […]

🎥美学No.73《エリザベス1世》

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宝石を施した贅沢なドレス、真っ白な顔の厚化粧と鬘……女性としての鎧を完全装備したエリザベス1世(1533〜1603)は、「処女王 Virgin Queen」と呼ばれたイングランドおよびアイルランド女王。29歳のとき天然痘 […]

🎥美学No.68《奇跡の海》

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愛から生まれた無垢で切ない「善意」の物語。デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督・脚本、この作品がスクリーンデビューとなったエミリー・ワトソン主演のこの作品は、1996年カンヌ国際映画祭審査員グランプリ他、数々の賞 […]

🎥美学No.63《10代の恋》

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『10代の恋』というタイトルの映画ではない。1971年、なぜか、10代の恋を描く映画が連続で日本公開された。『小さな恋のメロディ』と『純愛日記』は1971年6月、『フレンズ 』は1971年11月。当時は、ビデオショップや […]

🎥美学No.58《ディア・ハンター》

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1979年、映画館で一人で観た。アパートへ帰り、お湯を沸かし、珈琲を飲んだ。が、どうやっても気持ちがホッとしない。日常に戻れない。心に重たい鉛を埋め込まれたような、そんな感じが1週間は続いたと思う。 時は1967年、ペン […]

🎥美学No.56《オール・アバウト・マイ・マザー》

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「女優を演じた女優達、すべての演じる女優達、女になった男達、母になりたい人々、そして私の母に捧げる」スペインを代表する映像美の鬼才ペドロ・アルモドバル監督のメッセージ。 結婚、出産、育児……家族を作って生きる。でも、離婚 […]

🎥美学No.52《ブランカニエベス》

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Blancanievesは、白雪姫という意味のスペイン語。「ヨーロッパのサイレント映画へのラブレター」と監督が語るモノクロ映画。台詞はなく、会話の字幕がたまに入り、あとは全て音楽で繋いでいる。グリム童話の「白雪姫」とスペ […]

🎥美学No.47《汚れなき悪戯》

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「幼気」……いたいけと読む言葉。見ていると心が痛くなってしまう様子「痛い気」が、幼い子供の愛らしさを表すことで変化したもの。確かに、小さな子供が必死に頑張る姿は、愛しいと同時に心が痛む感じがある。我が子でなくとも、幼子が […]

🎥美学No.45《グリニッチビレッジの青春》

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1953年のグリニッチ・ビレッジ、俳優志望の青年ラリーと仲間達の物語。ラリーの彼女サラ、詩人のロバート、ゲイの黒人バーンスタイン、しっかり者のコニー、自殺未遂を繰り返すアニタ。彼らと過ごした日々を置いて、ラリーはオーディ […]