📖美学No.43《葉桜の日》

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鷺沢萠 著 「俺は、誰なんだ?」親を知らない19歳のジョージ《葉桜の日》と、横浜・中華街のバーで働く23歳の健次《果実の舟を川に流して》の二篇が収められている。ジョージは自分が誰の子で、何処で生まれたかを知らない。健次は […]

📖美学No.39《春琴抄》

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谷崎潤一郎 著 本との出逢いは様々である。今ならネット検索して購入、電子書籍もある。いつどこでも手軽に……とはなったが、出逢いの物語が少なくなるようで少し寂しい。 二十歳の頃の我が住居、六畳一間、キッチン・トイレ付きのア […]

📖美学No.34《奇縁まんだら》

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瀬戸内寂聴 著 横尾忠則 画 思いもかけない不思議なめぐりあわせ……人生はすべて奇縁によって方向づけられる。人は一生の中でいったい何人と出逢い、別れてゆくのか。その経験や思い出が人を形作り、人生を創ってゆく。 2007å¹´ […]

📖美学No.33《向田邦子の恋文》

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向田和子 著 『父の詫び状』『眠る盃』『無名仮名人名簿』『思い出トランプ』『あ・うん』『隣の女』『夜中の薔薇』『女の人差し指』『男どき女どき』……私の本棚に並ぶ背表紙を見るだけで、昭和に生きた男や女、そして家族の姿が浮か […]

📖美学No.31《ゆきてかへらぬ》

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中原中也との愛  長谷川泰子 述 村上護 ç·¨ 詩人・中原中也と評論家・小林秀雄と三角関係にあった長谷川泰子という女性。天才二人の裏側にいて彼らに翻弄されたと思いきや、彼女自身が自分の人生を創りだそうと必死に生きていたとい […]

📖美学No.22《川端康成・三島由紀夫 往復書簡》

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日本が誇る世界の文豪、川端康成と三島由紀夫。東大在学中、二十歳の三島は処女小説集「花ざかりの森」を川端に送り、その返礼から往復書簡は始まる。当時の川端は「伊豆の踊り子」「雪国」などで押しも押されぬ大作家。文壇デビュー前の […]

📖美学No.20《風葬の教室》

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山田詠美 著 小学校五年生の少女・本宮杏が転校して起こるいじめ。杏は何回もの転校で、転校生がどういう風に扱われるかをよく知っている。彼女はあえて馴染むことをせず、違和感をふりまき続ける。人間には実際の年齢ではなく、大人と […]

📖美学No.17《ライ麦畑でつかまえて》

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J.D.サリンジャー 著 18歳の私にセツ・モードセミナーの学友がノートを見せてくれた。開くと「もしも君が、ほんとうにこの話を聞きたいんなら…………」、表紙には「The Catcher in the Rye」。何と!「ラ […]

📖美学No.16《空の名前》

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写真・文 高橋健司 私が幼い頃に通っていたのはカトリックの幼稚園だった。先生は黒い修道女姿のシスターで、スカート脇に長いロザリオをつけていた。目線が低かったからなのか、黒いスカートが目の前を横切るとき、ロザリオがガチャガ […]

📖美学No.13《女たちよ!》

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伊丹十三 著 映画監督 ・俳優・エッセイスト・翻訳家・商業デザイナー・イラストレーター・CM作家・ドキュメンタリー映像作家……と、マルチな肩書きを持つ氏のエッセイ。彼の美意識が、1968å¹´35歳にして、すでに完成されてい […]

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